ミドリムシについて調べてみました
豊かな栄養素と消化・吸収しやすさが特長です
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ミドリムシは、虫ではなく、ワカメや昆布の仲間と同じ藻類です。
名称としてミドリムシの代わりに「ユーグレナ」を用いる場合も多いです。
その特徴は、鞭毛運動をする動物的性質を持ちながら、同時に植物として葉緑体を持ち光合成を行うため
「単細胞生物は動物と植物の区別が難しい」という話の好例として挙げられることが多いそうです。
淡水ではごく普通に見られる生物で、特に浅い水たまりや春から夏にかけての水田には頻繁に発生します。
また2本の鞭毛を持ちますが、その1本の先端をくねらせるように動かしてゆっくりと進み、細胞自体は全体
に伸び縮みしたり、くねったりという独特のユーグレナ運動(すじりもじり運動)を行います。
ミドリムシと言っても、世界中で100種類以上存在しており、保有している栄養素や大きさなど種類によって
異なります。特に食品として研究が進められているのが「ユーグレナグラシリス」という品種です。
ミドリムシは、野菜に多く含まれるビタミン・ミネラル類や、魚に多く含まれる不飽和脂肪酸(DHA・EPA)な
ど、植物と動物双方に含まれる栄養素を豊富に含んでいます。その種類は、なんと59種類にも上ります。
人間が生きていくために必要な栄養素を自然の状態で含んでいて、食生活の偏りや忙しい毎日により現代人
に不足しがちな栄養素がバランスよく補えます。
さらに都合が良いのが、植物には「細胞壁」がありヒトが食べても上手く消化しづらい構造になっていますが
ミドリムシは「細胞膜」のため野菜や果物より効率的に植物性栄養素を消化・吸収することができます。
「豊富な栄養素」と「消化・吸収しやすさ」がミドリムシの効用です。
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